巡嶺渉渓紀行
TRAVEL SKETCH

2004

○1月、花とゴルフのタイ旅行

今年も、いっとき厳寒の日本から逃れて、ゆったりとした夏空のタイで心置きなくグルメとゴルフとトロピカルフラワーを満喫してきました。

今回訪問したゴルフ場は、カンチャナブリ周辺のMisson Hills Golf ClubとNichigo Resort & Country Club、そしてバンコック近郊のThe Royal Golf & Country ClubとPinhurst Golf & Country Clubでの4ラウンド。

真冬の日本を離れて、タイでゴルフを楽しむようになってから5年目、初めて平均スコアーが90台前半に納まり、やっとゴルフに落ち着きがでてきました。

現地でなにかとお世話頂いたOさん、現地通訳ガイドのB.P.さん、本当にアリガトーッ!
ご指導頂いた同伴シングルプレーヤーのMさん、Tさんには、ただ感謝、感謝!

街角の郵便箱 途中で目にした郵便ポスト(photo/click to enlarge)は、懐かしい日本の原風景を思い起こさせてくれたのでした。





今年は、いささか端境期に当たったようで 花・花・花の旅行とはなりませんでしたが、「付録:不濁庵植物図鑑”タイの熱帯花木”(3版/2004)」は、新たに収録できた6種類を加えて 66種収載に改訂することができましたのでお役立てください。

「付録:不濁庵植物図鑑 ”タイの熱帯花木”(3版/2004)」のページ


○2月、花とゴルフのタイ旅行-2(チェンマイ編)

先月の当庵のバンコック周辺旅行に引き続いて、今度は家内がチェンマイ周辺のゴルフ旅行に行ってきました。
コースは、Lanna Sports Center, Chiangmai Green Valley C.C., Chiangmai Lamphun G.C.そしてRoyal Chiangmai G.C.。

チェンマイは、バンコックに比べてかなり涼しく、快適なコンディションのもとに、同行のゴルフ仲間との連続4ラウンドのプレーを楽しめたことで、最近いささか自信喪失気味の体力に再び自信が取り戻せたように見受けられました。

帰途、HIV感染孤児養育施設 "BAN ROM SAI" に慰問に立ち寄り、少しばかりの義捐金を提供したのも 昨年の"HAPPY HOME"に引き続いてのことではありました。

施設の子供たち そしてお世話をしているみなさん いつまでもお元気でね〜!

BAN ROM SAI

"BAN ROM SAI"の名にちなむ施設内に生えるガジュマルの樹と慰問の光景


○3月、満開のソメイヨシノのもとでBasenjiと遊ぶ

28日、再び今年もR 研究所で開催された、経験豊富なバセンジー愛好家の交流会”Basenji研究会”(MLオフ会)には8組13頭が参加。(click here)

当日は、雲ひとつない絶好のお花見日和に恵まれ、満開のソメイヨシノの並木の下を散歩(その1.(click here)その2.(click here))してから、オーナーさん達は旧交を賀して、ML管理人のwu-Sさんの音頭でビールで乾杯!(click here)
続いて、それぞれ持ち寄った腕よりのクィジーン&デザートによるバイキング・ブランチ(click here)と定番のtmr-Tさん、u-Tさんそして当庵などの手作りグッズの頒布・交換と和気藹々の雰囲気のなかで話も弾み、とてもリッチな気分に「満足 満足!」。

一方、主役のバセンジー達はといえば、今年も広いグラウンドを独り占めして(click here) 思う存分 リードフリーのドッグランを楽んで、これまた「満足 満足!」(click here)

満開の桜とバセンジー仲間達

ことしのブランチは、、不濁庵には名を挙げられないようなバラエティーに富んだ逸品揃い・・・というわけで、料理の分からない当庵(おでんは分かります。)としては、ここにその一部の画像を作者不詳としてご紹介せざるを得ないのでありますよ。(その1(click here)、その2 (click here)、その3(click here)、その4(click here)
おまけにデザートがまた凄い!(その1.(click here)その2(click here))。
これらに加えて、u-Tさんと当庵の特性サンドにym-Sさんのお汁粉。

とくればもう「満足 満足!」の意味・・・お解かりですな。

そこで 今年も会場のご準備を頂いた b-Sさんご夫妻のお骨折りとご来園のみなさんのご協力に 唯々感謝 !

いやいや それにも増して このような 絶好の天気を運んで頂いた みなさんの 日頃の行いのよさに対して すこぶるつきの敬意を表しましょう。(このフレーズが昨年と全く同じになってしまったのは参加されたみなさんの所為なのでありますよ。)

かくして、また来年の再会を約して4時間余りに亘った今年の研究会はお開きとなったのでありました。


○5月、越後山塊残雪の眺望と山菜採り

今年は、半月余りも季節の巡りが早く感じられて、もう好機は逸したものと諦めていたところ、突然地元から今が旬との誘いの便りに、この夏予定のヒマラヤ登山旅行のトレーニングには持って来いとばかりにおっとり刀で寓居を飛び出したのは6日のこと。

国境の長いトンネルを越えると、一転、雲ひとつない紺碧の空に、残雪の山々が輝やく雪国であった・・・のではありました。(click here/登川の峪と上越国境の山々)

唄の文句そのままに、まさしく都会では季節が判らなくて、雪深い在郷では、残り雪の微気象緩衝効果で、少々の陽気の早巡りでは草木の芽吹きに影響するまでには至らなかったようで、普段では時期をずらして顔を出す山菜も、採るほうには好都合なことに一度に揃って顔を覗かせていて、ヤマウド・ワラビ・ミヤマイラクサ(ハチクサ、アイコ)・アケビ(キノメ)・シオデ(ヒデコ)・ウワバミソウ(ミズナ、ミズ)・クサソテツ(コゴミ)・トリアシショウマ(トリアシ)・ウワミズザクラ(アンニンゴ)・オオバギボシ(ウルイ)・ウバユリなどはもとより、いつになく多量のゼンマイ、それにも増して嬉しかったのは、例年では見られないネマガリの筍が採集できたことでありました。

さすがのアルバイトに汗を拭こうと顔を上げれば、夜来の雨に洗われてあざやかな新緑に映える残雪の山また山。(その1.越後三山:左から八海山、駒ケ岳、中岳(click here)、その2.平が岳(click here)、その3.谷川岳(click here)、表示画像は巻機山。)

巻機山

かくして今回も、いつもの隠れ宿の温泉で汗を流し、心尽くしの山菜料理と越後の酒に酔いしれた珠玉の一日となったのでありました。


○6月、10年ぶり2回目のホールインワン

梅雨とは名ばかりの強い日差しと暑さの続く中、ホームコースの O・K カントリークラブの7番ホール175ヤードで、10年ぶり2回目のホールインワンを達成したのは19日のことでありました。

前回は、同じコースのの3番で、150ヤードのやや打ち上げながら受けグリーンでしたから、ボールの転がり入る様子を一部始終見極めることができましたが、今回は打ったボールが、グリーン上をピン三つ分ほどフックしていって、ピンと重なったところでふっと消え、同伴プレーヤーの S さんの「入った!」の声に「ヤッタ〜!」と思ったものの、すかさず横で見ていた愚妻曰く、「オーバーして向こうに転がり落ちたようヨ」のひと言で、疑心暗鬼のままにグリーンに上がってカップの中にボールが入っていることを見て、やっとホールインワンを確認したという次第。

二度あることは三度の喩えを信じ、またいつの日かの三度目の達成を目指して今後もゴルフライフをエンジョイし続けたいと思っていますから、ゴルフ仲間のみなさん、引き続きよろしくご相伴をお願いします。

今は、来月出発のヒマラヤ登山旅行に向けて、両足に4Kgの重りをつけながらのラウンドで、ひたすら脚力トレーニングに努める不濁庵なのであります。


○7・8月、ネパール、ゴーキョ・リにヒマラヤの花を訪ねる

7月17日から8月5日の20日間、メンバーは昔の山仲間にその友人達を交えて6名。
3年越しで練りに練った計画も、思わぬSARS騒ぎで昨年の実行は一年見送り、ついに満を持してのこのたびの実現となったのではありました。

空から俯瞰した雨季のネパールは、乾季の荒涼とした景色と打って変わって、期待通りに豊潤な緑の段々畑を連ねて、一行を迎えてくれました。

一晩バンコックで英気を養い、勢い込んでカトマンヅに入ったものの、そこはうまい具合に雨季真っ最中とあって、入山初日はお定まりのフライト・キャンセルで一日待機。
気負った頭に水をかけられ、いささか”年寄りの冷や水”気味のところにホイッスル一鳴、心ならずもはやる気持ちを静めるのには絶好の一日となったのでありました。

霧の中のランディングで拍手も沸いたルクラの空港は、秀峰Nupla(5885m)を背に、管制塔も新しく、滑走路も砂利から舗装に変わって(click here)、”あれから4年”の歳月は灼(あらたか)でありましたよ。

ところで灼(あらたか)といえば、コースの主要中継基地の村ナムチェバザールやシェルパの里クムジュンなどには電気が通り、街灯が設置され、家々ではテレビが見られるという、思いもよらない時の移ろいの速さを目の当たりにしたのではありました。

さてここで、サーダー以下現地サポート・スタッフ11名とヤク・ゾッキョ7頭と合流、荷物を預けての山旅の開始となったのではありましたが、サーダーでエヴェレスト・サミッターでもあるアンダヌー・シェルパ(click here)をはじめ、コック、ゾッキョ・ドライバーらも気働きの利いたよい人たちで、旅程を通じてメンバーの満足感を高めてくれましたし、中年女性が数名加わってくれたのもおおいに雰囲気を和ませてくれたのでありました。

旅程では、岩場の草つきに群れ咲くネパールゆり(click here)や岩陰に隠れるようにひっそりと咲くブルーポピー(click here)に我を忘れ、一時の晴れ間に垣間見たCho Oyu(8201m)の雄姿(click here)に息を呑み、氷河湖面にかかる虹(click here)に物を想いながら、ついには平均年齢「高齢者」の一同、老人互助の精神に則り無事にゴーキョ・リ(5483m)(click here)の登頂を果たし、思わず互いに握手して成功を称えあった(click here)のではありました。

また、旅程の余暇にサーダーから、シェルパ族のイエティー(雪男)伝説・伝聞を聞かせてもらうにつけ、嵩じて唯一生き残りのイエティー遭遇者に会って体験談を聞き(click here)、クムジュン・ゴンパで残存頭皮(click here)を見学したり、現地住民の豊穣祈念の行事(click here)に立ち会うなど、はたまた、現地住民ご愛飲の飲料は、とくれば当然ながらヤク(♂)・・・ではないナク(♀)乳、そして酒はチャン、トウンバ(click here/Mr.T.T. recorded)、ロキシー(前回)と全種試飲も怠りなく、シェルパ族の民俗に親しく接するなど原住民族との交流も、なかなかに知的?好奇心をそそるものがあり、期待の外の体験となったのではありました。

例の、毎朝の気功体操(click here)による高度障害対策も霊験灼(あらたか)に、全員全行程、概ね血中酸素濃度80%未満に至ることなく、無事元気にすべての旅程を踏破し、かくして生涯二度目のヒマラヤ登山旅行も目出度し目出度しの大団円となったのでありました。

さて、このたびの登山旅行に際しては、昨年の思わぬSARS騒動による延期の已む無きに及んだことがあったとはいえ、3年の長い期間計画を支えて、諸般の現地手配にお骨折りを頂いたAT社のAさん、そして現地にあって花の適期を適切に見極めて旅程を確定し、楽しく気配りの利いた現地の案内をして頂いた通訳ガイドのHさんには心からの感謝の意思を表明したいと思います。

さらに、今回は本当に良いメンバーに恵まれ、メンバー間の感情のもつれなどといったことによるトラブルが全くなく、長い旅程をとおして気兼ねない和気藹々の楽しい毎日を過ごすことができたことはメンバー全員の人徳のしからしめるところと、お互いに心から敬意を表し合いたいと思うのでありますよ。

ソレデハ、コノ旅ニ関ワッテ頂イタスベテノミナサーン・・・・・デレー デレー ダンネバー!

ソシテ、ミナサンノ元ニ沢山ノ幸セガ届ケラレマスヨウニ    ロホー ギョラォー! ソソソ・・・

この旅行の画像記録(アルバム)を web 上に開設してあります。
ご覧になりたい方は、次の額縁を click すると、アルバムに jump します。

「ネパール、ゴーキョ・りにヒマラヤの花を訊ねる」入口
雨間の夏の陽光に輝くKantega(6799m)

先の'2000のヒマラヤ・エヴェレスト周辺山岳旅行アルバムへのアクセスは、ここをclick。


今回の旅行で画像収録した高山植物は、巻末の「付録-2:不濁庵植物図鑑”ネパールの高山植物(2004)”」に収載してあります。


付録-2:不濁庵植物図鑑 ”ネパールの高山植物(2004)”(HIMALAYAN FLOWERS IN NEPAL")のページ