最終目的:Steel Panthers IIをCDドライブ無し、最小のハードディスク占有量でプレイする
制限事項:BGMやムービー等ゲームプレイに直接関係無い機能の欠如は許容する
最低限必要なソフト:仮想CDソフト
*DOS - FAKECD等
*WIN - CD革命Virtual/携速95等
以下にいくつかのやり方を並べてありますが共通することとして、最初に通常どおりのインストール、パッチ当てを行います。また環境構築中など仮想CDドライブと本物のCD-ROMドライブを同時に繋いでいる場合は仮想CDを本物よりも前に設定しないとプログラムは最初に見つけたCDドライブを読みに行こうとするので結局ゲームCDが必要になります。仮想CDの作り方については各ソフトのマニュアルを参照してください。
1) CD-ROMの仮想化
ゲームCDを丸ごと仮想CD化する一番単純なやり方です。仮想CDソフトの機能に依存しますがBGM類の欠如もほとんど無くて済みます。ただし、イメージファイルのデータ量が大きくなるためハードディスクの占有率が上がります。(仮想CDソフトによってはデータの圧縮を行えるものもあります)2) 必要なファイルだけを抜き出した仮想CD-ROMの作成
これを行うには仮想CDソフトに編集機能が必要になります。(CD革命 Virtualの場合、add-onのCD革命Recordableが必要、携速95は少なくとも最新版には含まれる)ゲームCDのデータの内ハードディスク上にインストールされずCD-ROMから読み出され、実行に必要なのは以下のファイルです。これらのファイルだけを含んだ仮想CDを作ります。3) ファイルの差し替え\STEEL2\SND\STREAM\VID999.SMKSP/SP3の場合STEEL2ディレクトリを適宜STEEL/STEEL3で置き換えてください。またSteel Panthersの場合、VID999.SMKファイルは要りません。
\STEEL2\SCEN\*.DAT
上記2)で必要となるVID999.SMKファイルはかなり大きなファイルです。しかしプログラムは存在のチェックだけを行い、大きさのチェックはしないので\STEEL2\SND\STREAMディレクトリの*.SMKファイル中一番ファイルサイズの小さなファイルをVID999.SMKと差し替えても問題無く動きます。4) Minimum Install化
パッチを当てる都合上minimum installは使用できませんが、Steel Panthers II自体はほとんどのデータファイルをCD-ROMに置いた状態でプレイ可能です。(本物のCD-ROMドライブでこれを行うとドライブのレスポンスの関係でギクシャクすることがありますが、仮想CDは速いのでさほど問題はありません) どうせハードディスク上に置くならインストールイメージに置いてあってもCD-ROMイメージにあっても同じに思えますがハードディスクの管理上、データは一つのファイルにまとめたほうがディスクは無駄なく使用されます。さらにWindows上の仮想CDソフトはイメージデータに圧縮を掛けることができるので仮想CD上に置けるデータはそちらに移動したほうが全体として使用するディスク容量は少なくて済みます。仮想CDへ移動させるファイルは以下のとおりです。結果:\STEEL2\SCEN\*.*インストール先にはSCENディレクトリだけ残して残りはディレクトリごと削除して構いません。SCENディレクトリはユーザーシナリオをプレイする際に使用します。
\STEEL2\PIC\*.*
\STEEL2\SHP\*.*
|
|
|
|
通常インストール |
73,019,714 byte
|
CD-ROM
|
外付けCDって何byte? (^^; |
仮想CD (上記1) |
73,019,714 byte
|
317,957,750 byte
|
390,977,464 byte
|
最小インストール (上記4) |
12,919,199 byte
|
20,740,824 byte
|
33,660,023 byte
|