この号ではネットワークゲームを紹介しており、その一環としてNiftyserveで行われている(最近サボっていてごめんなさい>>参加者各位 m(__)m) Steel Panthersの通信対戦について書きました。(97/11/26)

Steel Panthersにおける対人戦

SPはよくできたゲームですがまだまだPCはワンパターンで、ある程度プレイすると次にどのような行動を取るのか予想が付いてしまいます。そこでお薦めなのが敵味方両方を人間がプレイする対人戦です。SPはターン制なので電子メールを使用してセーブデータをやり取りすることで離れた場所にいる人同士でもプレイすることができます。(これをPlay-By-EMail、略してPBEMと呼びます)対人戦ではPC相手に通用した単純な戦術役に立たず、双方知恵を絞った緊張感あふれるゲームが展開されます。  対人戦はあくまで両方のプレイヤーが楽しめなくては意味がありませんので編成中、プレイ中にある程度の制限を設けることがあります。以下のものはNiftyserveパソコンゲームフォーラムのPBEM会議室(FCGAMEP MES 9)でよく使用されている対人戦ローカルルールです。これらはいずれもゲームバランスをできるだけ均等にしようとしたものですがあくまで大枠であり、年代や対戦国の組み合わせによっては追加変更されます。最終的にはプレイヤー同士が合意したものを使用すればよいのです。

  1. 88mm制限 - ドイツ軍プレイヤーは88mmAA/88mmATを最大2門しか編成してはいけない
  2. 航空機制限 - 航空支援を使用するプレイヤーは反復攻撃機(武装にロケット弾または20mm以上の機関砲を含む航空機)を含む場合最大2機、含まない場合最大4機しか編成してはいけない。
  3. 砲兵バグの使用禁止 - SPのバグの一つにマップ上に配置された間接攻撃可能なユニットは1ターンの内に自由に目標を変えて射撃することができるというものがあります。(間接砲撃メニュー(Bombard)で目標選択後、マップ上の砲撃ユニットを選択してFキーを押す)
  4. 砲兵による観測の禁止 - 同じくマップ上に配置された間接攻撃可能なユニットは自分自身が間接攻撃の要請ユニットとなることで間接攻撃を指定したターンの最後に実行することができます。(通常は最低でも1ターン後)
 また守るだけ、攻めるだけでは単調になるので同じ年代、国の組み合わせで攻守所を変えた2ゲームを並行してプレイすることもよく行われます。(SPのPBEM用セーブスロットも2ゲーム分用意されています)なお、SPでは相手ターンに何が起こったのかを知る術が無いのでセーブデータとやり取りする際に相手が知っていてもおかしく無いと判断できる出来事(どの辺りに間接砲撃をしたとか、航空支援が使用された等)については簡単に書き記して伝えた方が楽しめるでしょう。

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