アテネの遺跡(ギリシャ)
エレクティオン
紀元前5世紀末に完成したイオニア式建築で、かつてはアテナの女神像が安置されていたそうです。現在の神殿はペルシャ戦争で破壊された後、再建されたものといわれています。敷地の地盤に3メートルに及ぶ高低差があり複雑な構造をしています。写真は南側にあるカリアティッドの玄関といわれる部分で6体の少女の姿の彫像で玄関の屋根の重さを支えるように設計されています。この像は空気汚染で破損がひどくなりレプリカになっています。現物はアクロポリス博物館にあります。
撮影 2010.2.22
交差法
平行法