尼崎市寺町(兵庫県) 長遠寺鐘楼 多宝塔の北側に隣接して立っている鐘楼は、桁行三間、梁間二間、袴腰付き、入母屋造り、本瓦葺で東面する建物で釣り合いがよくとれています。。棟札から寛永14年(1627)に建立後、寛延3年(1750)に屋根の葺替え等を行っています。二手先の組物、蓑束など細部の様式手法は本堂や多宝塔と同様で、桃山時代の特徴を示しています。 撮影 2008.2.13 平行法 アナグリフ