斑鳩の寺院(奈良県) 法隆寺中門 法隆寺西院伽藍の中門とそれに続く回廊はともに国宝で飛鳥建築を代表する建築です。この門は正面柱間が4間で、真中に柱が立つ変った形をしています。この柱の位置をめぐり1972年に当時京都市立芸術大学教授の梅原猛氏が著書『隠された十字架』で聖徳太子一族の怨霊を封じ込める寺という説を発表し議論を呼びました。門の左右にある金剛力士立像は日本最古(8世紀初)の像となっています。この像は重要文化財に指定されています。 撮影 2009.1.19 交差法 アナグリフ