興福寺 三重塔 南堂円の西側一段低くなったところにひっそりと建っています。康治2年(1143)崇徳天皇の中宮皇嘉門院聖子が建て、治承4年(1180)に焼失し、間もなく再建されたものです。北円堂とともに興福寺で最古の建物。木割が細く軽やかで優美な線をかもし出し、平安時代の建築様式を伝えています。国宝建造物。 撮影 2003.3.8 交差法 アナグリフ