ほんとかどうか今ある物で試してみる(模擬実験)
「濃く淹れて薄めて飲む」とどんな味になるのか、コーヒーカップと紙フィルターがあれば簡単に試してみることができます。
コーヒーカップを1つ、ペーパーフィルターを1枚用意します。
まず、コーヒーカップの中でフィルターを広げ、コーヒー粉2人前(20g)を入れます。
静かにお湯を注ぎ、粉のほぼ全体が湯に浸かった(ひたひた)状態で止めます。
数分間(3〜4分)そのまま置いておきます。
さらに湯を追加、めいっぱい注ぎます。
次に、フィルターの端を両手でつまんで引き上げます。
濃いコーヒーが降りていきます。
1人前の量の濃いコーヒーができます。
うすめるためにコーヒーサーバーに移します。
(コーヒーサーバーでなくても、コーヒーカップ2人前以上入る容器なら何でもOK)
湯でうすめて2人前分にします。
(同じコーヒーカップ1杯の湯を追加)
これで2人前のコーヒーができていますので味をみてください。
普通にドリップ式で淹れた場合より渋みがなくまろやかで何杯でも飲めそうなコーヒーになっていると思います。
うるおいドリップは、この「濃く淹れて薄めて飲む」やり方をもう少し楽にやるための抽出器で、しかも市販のプラスチックカップでわりと簡単に作れるものです。
作り方と使い方はそれぞれ別に説明しています。