女帝エカテリーナ

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女帝エカテリーナ
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中央公論社
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アンリ・トロワイヤ
工藤庸子訳
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\1800(当時)
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読書のページ二発目。これは、いわゆる伝記モノになるんでしょうか?歴史ではちょくちょく出てくるロシアの女帝、エカテリーナ2世のお話です。帝政ロシアがもっとも栄えたであろう時代の女帝と言うことで、いろいろな意味で興味深い人物なのですが、これを読みますと、結構普通の人だったんだなぁ、と(笑)。
日本から一番近いヨーロッパであるロシア。それでいながら、あまりその風俗や歴史などは知られていないんじゃないのでしょうか。地球で多分もっとも長くその領土を守りきったこの帝国の大きいが故の苦難や、ヨーロッパ化したいのにできない風土などが読みとれます。ただ、惜しいのは原作が悪いのか、訳が悪いのか、読み物としての面白味に欠ける、とい部分でしょうか。いまいち面白くはない(笑)。それでも、資料としての価値は大変高い本です。エカテリーナ本人の日記などを元に書かれているため、掛け値無しのエカテリーナが分かると思います。ドイツ人の普通の娘だった彼女がいかにしてこの強大な帝国を支配していったのか。そして、その支配の中にある苦難や喜びなどが正直に書かれているのはロシアに興味が無くても結構楽しめるのではないでしょうか。
ロシア、というのは不思議な国でして、ヨーロッパなんだけどどこかアジアなんですよねぇ。それはもちろん地理的な条件もあるとは思うんですけど、どこか生きてる人間もアジアっぽいんでしょう。宗教も微妙に違いますし。
表紙は私がやっとの思いで手に入れたハードカバーからで、今現在では同中央公論社から文庫で二冊に分冊され出版されています。
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