9.0 対人戦 − (PBEM)
SP2は最近の海外ゲームの例に漏れず人間を相手にプレイすることができます。ターンごとのセーブデータを電子メールでやり取りする形式の対人戦をPlay-By-E-Mail略してPBEMと呼びます。PBEMではある程度プレイすると先が読めてしまうコンピュータ相手では味わうことができない緊迫した展開をプレイヤーが一個所に集まることなく楽しむことができます。
一方SP2は最近のゲームの例に漏れずバグを抱えており、マニュアルに記述されていない一定の手順を踏まないと期待通りのPBEMゲームを楽しむ事はできません。
PBEMの始め方
ここではカスタムマップを用いたPBEMの始め方を説明します。ランダムマップを使用する場合はマップに関する記述(*が付いているもの)を無視して進めてください。以下の説明ではセーブデータはMAILサブディレクトリに、カスタムマップはSCENサブディレクトリに置いてあるものとします。
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先攻プレイヤーがやること
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設定画面においてすべての項目を合意された値に設定する。
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Battleを押す。
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後攻プレイヤーのスイッチをすべてHumanにする。(SP2はこれでPBEMゲームと判断する)
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Continueを押す。
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ユニットを購入する。
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Doneを押す。
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必要であればPasswordを押し、パスワードを入力する。
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Save Gameを押す。パスワードを使用しなかった場合、パスワードを要求されたらEnterキーを押す。
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一番上か二番目のスロットにセーブする。
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Continueを押す。(メインメニューへ戻る)
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後攻プレイヤーにセーブデータとカスタムマップを送る。(*、セーブデータは送ります)
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後攻プレイヤーがやること
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Battleを押す。
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設定画面においてすべての項目を先攻プレイヤーと同じ値に設定する。
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Load Mapを押す。(*)
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Continueを押す。
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先攻プレイヤーのユニット購入画面になるのでExitを押して抜ける。
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PBEMデータをロードする。
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ユニットを購入する。
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Doneを押す。
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必要であればPasswordを押し、パスワードを入力する。
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Continueを押す。
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カスタムマップを選択する。(*)
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パスワードを入力する。
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ユニットを展開後、Deploy画面を抜ける。
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Save Gameを押す。
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一番上か二番目のスロットにセーブする。
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先攻プレイヤーにセーブデータのみを送る。
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以後両プレイヤーに共通の注意点
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設定画面においてすべての項目を合意された値に設定する。
(セーブデータには設定画面における値は保存されていません)
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途中経過を一番上か二番目のスロット以外にセーブしないでプレイする。
ビデオリプレイを利用する
マシン上に16M以上のメモリを積んであればビデオリプレイを使用する事ができます。これは相手ターン中に自分のユニットから見えたであろう状況を再現してくれるものです。もっともまともに表示されるのは射撃が行われた場合だけなので死角から死角へユニットが移動して臨機射撃を受けなかった場合等は判らないという問題はあります。なにはともあれこれによって相手ターン中に自分のターン中に見つけられなかった敵ユニットに一方的に攻撃されて何が起こったか判らないうちに部隊が全滅しているときに感じる理不尽な思いから開放されます。(決して相手はズルをしていませんよ、ただあなたの動きを少しだけ予測できただけです
(^^;)最近のマシンで16Mのメモリを積んでいないのは希だと思われるのでこれを活用する場合に気を付けるのは一点だけ、上でも書いてますが自分のターンをプレイしているときに一番上か二番目のスロット以外にはセーブしないという事です。ビデオリプレイのデータはこの二個所にセーブした場合のみ保存されます。
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