私の仕事上の友人であるフィリップス・メディカル・システム社のウイリアム・アンガス博士はこの地をたびたび訪れて、この電車の愛好家である。博士はこの電車を「ミルク電車(アメリカの田舎でミルクを運ぶ小さな鉄道)」と呼び、世界中で一番、フレンドリーな電車だという。なにしろ、人の家の庭先や、路地の片隅など、ところかまわず停車するので・・・
夏になるとこの電車は、「足柄金太郎まつり」に協賛して電車の前面に「金太郎プレート」をつけて走る。
皆さん、小田原から南足柄へ来られるときは、バスやタクシーを利用せず、この大雄山線の電車を利用しましょう。